　　　　　　　神様のお陰で

　心から愛するお母様へ

　初めに私を選んでくださったお母様に心から感謝いたします。(中略)
　私たちの住んでいる田舎は大きな村です。でも何もありません。朝食も昼食も食べられない時がありますが、毎日学校で勉強しています。ご飯が食べられなくても一生懸命勉強しています。
　私のような子どもたちは、この村に大勢います。(中略)一生懸命勉強して社会の役に立つ人になります。
　毎日奨学金に感謝しています。感謝の気持ちでいっぱいです。　　　　　　　心から愛する息子エランダ
　　　　(山中氏の里子エランダ君
現在、卒業して働いています)

　　　　　　　　私の一番の夢

　私の一番の夢は医者になることです。私は小さいときから貧しい生活をしてきました。でもどんなに困ったことがあっても一生懸命勉強してきました。両親は苦労しながらも私の勉強を助けてくれました。
　私は5年生の時に受けた奨学金試験に合格したときから医学部に入ろうと決めました。そして勉強を助けてくれる両親を拝みました。将来医者になったらお金持ちや貧しい人の区別なく治療してあげます。苦しみから逃れられるようにしてあげます。患者さんたちにいつも親切にしてあげたいです。お金のために仕事をするのではなく人を助けるために働きたいです。そう思うようになったのは、私が小さい頃重い病気になり他の人の援助でインドから薬を取り寄せて私の病気を治してくれたからです。私の両親にはお金がありませんでした。今私が生きているのは他の人の助けがあったからです。その時から医者になることを考えていました。
　宗教、カースト、民族の違いを超えてだれにでも親切な心で治療してあげたいです。
　　(野口氏の里子ケーシャリーさん)

　　　　　　　　　　　　奨学金の支給対象と内容

　小学校5年生から大学生までの学生を支援の対象としています。
　学校長や村長から推薦された子どもたちの中から
　スリランカのコスモス奨学金本部と支部の僧侶と
　日本の事務局で選考して支援する子どもを決めています。
　
　支給しているものは、
　ノート、筆記用具、制服、カバン、靴、靴下、傘、弁当箱、交通費などです。
　高校生と大学生には、
　特別奨学金として上記のものとは別に2000円(約３０００ルピー)を渡しています

　　　　　　里親数、里子数
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2021年10月現在)
　　　　　　　・
　　　　　　◎里親の人数　－－－　233名
　　　　　　◎里子の人数　－－－　310名(他に卒業生56名)
　

　　　　　　　　　　　　
　　　下記の著書を読まれて里親になられた方もいます
　　　　　興味がありましたらお読みください。

　〇「仏教の息づくセレンディプなスリランカ」--鈴木康夫著(コスモ奨学金代表)
　　スラリランカの子どもたちの生き方や考え方がわかるエピソードです
　　
　〇「敗戦後の日本を慈悲と勇気で支えた人」---野口芳宣著(コスモス副代表)
　　サンフランシスコ講和条約会議で「憎悪は慈悲によってのみ消滅する」との演説で
日本分割案に反対したスリランカの元大統領ジャヤワルダナ氏に関する著書
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　スリランカの学校は、１月から始まりますので、毎年1月にコスモス奨学金のスリランカ本部での奨学金式の前後に各地域のコスモス奨学金支部のお寺で授与式をおこなっています。

　　　　　　　　　　　　　　下記の手続きと手順ですすめます

○お名前、ご住所、連絡先、誕生日を事務局にお知らせください。
○事務局から奨学金を希望している子どもを紹介します。その中から選んでください。
○支援したい子どもが決まりましたら、奨学金12000円をコスモス奨学金の口座に振り込んでください。
○奨学金が振り込まれましたら、新しく里子になる子どもに連絡をして奨学金(学用品など)を支給します。
　振り込まれた奨学金全額は里子のために使っています。事務費用などはいただいておりません。すべて事務局のボランティアで運営しております。

◎お願い!!!
　特別な事情がない限り、里子が高校または大学を卒業するまで支援を続けてください。
　　　
　　　　　　　　本部　283-0005 千葉県東金市田間1403
　　　　　　　　　　　コスモス奨学金　鈴木康夫
　　　　　　　　　　e-mail 　yasuo.japan@nifty.com

　　　　　コスモ奨学金についての詳細はメールでご請求ください

　私たちは、豊かな才能を持ちながらも経済的に恵まれない環境にいるため勉学に困難をきたしているスリランカの優秀な学生たちに教育支援をしています。彼らの生き方や考え方には教えられるものがたくさんあります。
　　